アラサー女の頭の中。

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【バリウム検査】生まれて初めてのバリウム検査を受けた結果。

バリウム検査って聞いた事ある、もしくは検査した事ありますか?

私は昨年の健康診断で「無料のオプション検査だしやっちゃお~」と何となくで初めて経験して、もう二度としない・・・と誓った検査です(笑)

 

 

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バリウム検査とは

バリウム(造影剤)を飲んで発泡剤(炭酸)で胃を膨らませ、X線(レントゲン)を連続的に照射しながら撮影する検査です。食道、胃、十二指腸の病変をチェックします。正式には「上部消化管X線検査」と言います。
検査では、最初にバリウムをすべて飲んでから指示に従って検査台の上で体の向きを変えつつ撮影するケース、または検査台の上で体の向きを変えたり台を動かすたびに少しずつバリウムを飲んで撮影をしていくケースなどがあります。前者は健康診断など人数をこなす場合の撮影方法で、撮影時間は3分程度、後者は人間ドックなどでの撮影方法で、撮影時間は7分程度かかります。

 

私は健康診断での検査だったので、最初にバリウムを一気飲みしました。

 

これからバリウム検査で嫌だったポイントを書き綴りますが、唯一楽しかったのが、検査中の撮影がアトラクションのようだったことです(笑)

 

まず検査台につかまった状態で撮影がスタートしますが、検査台が動き、頭が下、足が上でほぼ垂直になるような体制をキープしたり、ぐるんぐるんと体制を変えて、検査台も動き回るので全然退屈しなかったです(笑)

 

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バリウム検査のここが辛い

嫌なポイント①前夜からの絶飲食

最初の試練はこれです。前日夜からは絶食、飲み物は水・お茶のみOKでした。当日は検査時間まで絶飲食で辛かったです。当日はタバコもNGなので喫煙者の方は中々の苦行ではないでしょうか。

 

嫌なポイント②発泡剤一気飲み

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検査の前に、発泡剤によって胃を膨らませて、撮影しやすくするものなのですが、飲まされる発泡剤と水の量がえぐいです。

「もうほんまに、これ以上は無理!もう飲まれへん!!」となった状態で、「はい!終わるまで絶対げっぷしないでね~」とここからげっぷ我慢地獄です。

 

※この時、鈴木Q太郎が「今からこのコーラを一気飲みして、げっぷをせずに山手線の駅名一周言います!って言って三駅目くらいでげっぷする」ネタが走馬灯の様によぎりました(笑)

 

嫌なポイント③シンプルにバリウムがまずい

バリウムを飲む目的は、飲んで胃の内側に塗りつけて、撮影した時に胃の形を白くはっきりと映す為です。

 

このバリウムだけは、誰もこれまでに味わった事のない味だと思う・・・。固まってないセメントみたいにドロドロしててめちゃくちゃ飲みずらい。味わったら終わりなのにゆっくりしか飲めないから味がして、まずくて悶絶の無限ループでした。

 

「はい!一気に飲んでね~」って急かされるんですが、無理に決まってるやろ!!って若干イライラしながら飲みました(笑)

 

嫌なポイント④翌日はトイレと友達

家に帰るまでが遠足・・・ではなく、家に帰ってからもバリウム検査は続きます。

 

バリウムは体にとって異物なので、なるべく早く、何が何でもバリウムを出し切らなければいけません。検査終了後に下剤を渡されるので、これを飲んでから帰宅、全部出し切るまで大量に水を飲む生活が始まります。

 

ここからは少し汚い話になりますが・・・その後トイレにいったら、本当に便が真っ白で衝撃でした。そこから回数を重ねるごとに段々とミルクカフェオレみたいな色(表現w)になって、翌々日には普通の色に戻りました。

 

バリウム検査で分かること

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十二指腸の疾患早期発見です。バリウムが粘膜の表面を滑り落ちていく様子を撮影すると、ポリープ、隆起、陥凹などの有無を捉えることができます。
同じように、胃や十二指腸に潰瘍ができていないかもチェックできます。潰瘍とは組織の深い欠損のことですが、胃などの壁に潰瘍があるとそこにバリウムが入り込んで、壁から飛び出したような画像(ニッシェ)が得られます。また、粘膜のひだが集中している様子(レリーフ集中)が認められることもあり、これは胃潰瘍が治癒した痕跡、またはまれに悪性腫瘍によるものである可能性があります。
このほか、急性胃炎慢性胃炎が疑われることもあります。胃炎自体はそれほど心配するものではありませんが、とくに慢性胃炎の場合は胃内がピロリ菌に感染していることが考えられます。その場合、がんにかかる確率が高くなるので、ピロリ菌検査、除菌などを行うことが推奨されます。

 

 

嫌なポイントを沢山書いてきましたが・・・(笑)健康には変えられないので、自分の健康の為に一度バリウム検査を受けてみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに私は今回の結果で、異常はなかったですが、胃下垂だと診断されました。自分では自覚症状がなかったので、びっくりしました。

 

次回はバリウム検査ではなく、胃カメラ検査にしたいと思います。これはこれで大変と聞きますが、また検査した時はブログに書きます。